シーズン9使用 【正統派対面構築】天才ラオスエスバ 最高2089/最終2004
・はじめに
今期戦ってこられた皆さん、本当にお疲れ様でした。今期を機にエースバーンやトゲキッスなどの環境トップたちがしばらくお休みするシーズンだということもあり、気合を入れて戦った方も多いのではないでしょうか。私もその中の一人であり、久しぶりにがっつりポケモン対戦をしたので記事に残します。
今回の記事は少し長いのですが、ゆっくり読んでもらえると嬉しいです。
・構築紹介
・構築経緯
まず初めに、現環境一番強いと言われているエースバーンを、その中でも一番強いと思っている「いのちのたま」型で採用。次に、対面構築を組みたいと考えていたため、技範囲が広く高火力先制技もある悪ウーラオスを初手に投げやすいよう「きあいのタスキ」型で採用。ウーラオス+キョダイマックスエースバーンで荒らした後を締める役割として「こだわりハチマキ」型ゴリランダーを採用し、これを基本選出とした。
しかし、この選出では初手のダイマックスポケモンに荒らされてしまう。それを無理やり切り返せること、先制技というコンセプトから外れない「つるぎのまい」型ミミッキュを採用。ここまでで処理が面倒なカバルドンに有効な条件が、高火力特殊技とねむり対策であったため、攻撃しながら眠り対策のできるさわぐを覚えた「こだわりスカーフ」型ポリゴンZを採用。最後に、エースバーンでは倒せないドヒドイデ絡みの受けサイクルに無理やりエースバーンを通すため、まとわりつくで崩していける「天才」型ドラパルトを採用し構築が完成した。
・コンセプト
・高い対面性能、高火力先制技を用いながらダメージレースで相手に有利をとる。
・どんな構築に対してもエースバーンを投げて通す。
以下個体紹介
努力値:0-252-4-0-0-252
実数値:175-200-121-×-80-149
インファイト あんこくきょうだ
アイアンヘッド ふいうち
主な役割:初手orストッパー役
このポケモンの素晴らしいところは、高火力かつ範囲のある技をタイプ一致かつ命中安定で打てること、ふいうちという高火力先制技を覚えることである。初手に投げて相手を崩しにかかかることが多かったが、後手から投げてもダイマックスを返せるストッパー枠として活躍してくれた。
技構成は、前述したとおりインファイト/あんこくきょうだ/ふいうち/までが確定。格闘+悪の範囲を受けられるフェアリーに刺さるアイアンヘッドを採用し完成した。
このポケモンで数的有利を取りながら場を荒らし、相手の後手を見てからエースバーンに繋ぐのが理想パターン。
意地っ張りにした理由は水ウーラオスに後手をとりたかったこと、ふいうちの火力が欲しかったことから。
・エースバーン@いのちのたま 意地っ張り
努力値:0-188-92-0-0-228
実数値:155-176-107-×-95-168
かえんボール とびひざげり
とびはねる ふいうち
主な役割:ダイマックスによる荒らし役
自慢のABSエースバーン。
現環境このポケモンを採用しない理由がないほど強い。
技構成は、キョダイカキュウになるかえんボール、ダイジェットになるとびはねる、高火力先制技のコンセプトから外れないふいうち、ダイナックルになる且つ素の威力が高いとびひざげりで完成されている。
なぜこのポケモンで調整をしたかというと、この構築は相手のエースバーンを返すためにエースバーンを選出する。そのため相手のエースバーンに対してキョダイカキュウを打つ立ち回りをするので、ミラーでは後手を取りたいからだ。また、最速勝負をする展開にほとんどならないため、火力を伸ばした方が良いという考えになり意地っ張りにした。
しかし、この立ち回りでは相手のエースバーンに上からキョダイカキュウを打たれた場合、こちらのカキュウを受けられてダイジェットで突破されてしまう恐れがある。そのため、相手の陽気エースバーンの珠カキュウ+珠ダイジェット+こちらの珠ダメージ2回を9割で耐えという調整にすることで両対応とした。
・努力値調整
A-無振りダイマックスエースバーンを特化ウーラオスのふいうち+等倍カキュウで高乱数
B-168珠カキュウ(半減)+168珠ジェット(等倍)+こちらの珠ダメージ2回耐え
S-最速100族抜き
・ゴリランダー@こだわりハチマキ 意地っ張り
努力値:140-252-116-0-0-0
実数値:193-194-125-×-90-105
ウッドハンマー 10まんばりき
とんぼがえり グラススライダー
主な役割:スイープ+クッション役
このポケモンの最大の魅力は先制グラススライダーによる縛り性能であると考えているため、それを高火力で打てるこだわりハチマキを持たせた。
技構成は、グラススライダーは確定、有利対面を取った場合に大きな負担を与えられるウッドハンマー、炎や鋼への打点となる10まんばりき、最後にクッション役+起点回避になれるとんぼがえりを採用して完成した。
対面構築でありながら、こちらのウーラオスが倒せない水+フェアリーに対して受け出しながら負担を掛けていけるorとんぼがえりによる最低限のサイクル性能、元々対面性能が高いこともあってウーラオス+エースバーンで荒らした後を掃除する役割も担える破格の性能を持ったポケモン。
・努力値調整
H-16n+1(グラスフィールドの回復量最大)
A-落とす理由がないため最大
・ミミッキュ@のろいのおふだ 陽気
努力値:4-252-0-0-0-252
実数値:131-142-100-×-125-162
ゴーストダイブ じゃれつく
かげうち つるぎのまい
主な役割:スイープ+ストッパー役
ウーラオス、エースバーン、ゴリランダーの基本選出では相手のトゲキッス、パッチラゴンの処理が面倒なため、それらにダイマックスされても誤魔化せるストッパー役としてミミッキュを採用。
技構成は、構築のコンセプトである先制技から外れないこと、ゴリランダーに変わるスイーパーにもなれることからこの技構成で確定。
また、一体でノーマルとドラゴンの一貫を切れるため、見せポケとしても機能する点が素晴らしい。
・ドラパルト@ねばりのかぎづめ 陽気
努力値:92-116-4-0-44-252
実数値:175-155-96-×-101-213
ドラゴンアロー まとわりつく
のろい ねむる
主な役割:見せ+受け崩し役
天才型その1
ドラパルトというポケモンは、見せ合いにおいて非常に強く、相手のパッチラゴンを牽制しながらポリゴン2を誘える。この構築に置いてこの要素は有利に働くと考えたため、見せポケモンとしての活躍に期待して採用。
しかし、上記の4体に加え普通の型のドラパルトでは、ドヒドイデやヌオーをはじめとした受けサイクルを突破するのは難しい。だが、今の受けサイクルはエースバーン受けを突破すれば、エースバーンが通る構築や選出が多い。そのため、ドヒドイデやヌオー等のエースバーン受けとこのポケモンを対面させて処理することにより、エースバーンを通していける。
このポケモンの役割は、ドヒドイデやヌオーを捕まえて確実に処理することにあるため、持ち物は拘束ターンが長くなるねばりのかぎづめで確定。
技構成は、役割遂行するために、まとわりつく/のろい/ねむる/まで確定で、パッチラゴンやドラパルトミラーに打てるドラゴンアローで完成した。
ドヒドイデに対してはまとわりつく→のろい→ねむる→ドラゴンアロー連打で勝てる
・努力値調整
H-16n-1(どく、やけどなどの定数ダメージ最小)
A-無振りパッチラゴンをドラゴンアローで確定一発
B-余り
D-余り+ダウンロード対策
S-最速
努力値:4-0-4-220-52-228
実数値:161-×-91-183-102-152
さわぐ シャドーボール
主な役割:奇襲orスイープ+害悪対策役
この構築唯一の特殊アタッカー。天才型その2
エースバーンが苦手とする威嚇サイクル、受け構築、カバルドン+ギャラドスなどの構築に対して強く出していける。
技構成は、攻撃しながらあくびやみがわりを対策できるさわぐ、タイプ一致最大打点の破壊光線まで確定、ゴーストに打つシャドーボール、削れたギャラドスやトゲキッスへの打点になれる10万ボルトで完成した。
このポケモンに至るまでは、 ラプラスやHDカゴの実ロトムをカバルドン+ギャラドスorトゲキッスに対して強い枠として採用していたのだが、それらのポケモンでは「上から殴る」という構築のコンセプトから外れてしまう。それに対しこのポケモンは、スカーフを持たせることで上から殴りつつスマートにカバルドンを処理し、裏の積み展開をを許さないといった素晴らしい活躍をしてくれた。
・努力値調整
H-奇数
B-余り
C-余りぶっぱ
D-特化トゲキッスのダイジェット確定耐え
S-最速ロトム抜き
・後語り
なんと言っても今期は最速2000を達成したこと、それに加えて2ロム2000を誰よりも早く達成したことが嬉しかったです。
スカーフトゲキッスにボコボコされる以外は本当に楽しくポケモンができました。次のシーズンもまたやりたいと思います。
これは最速2000
こっちがサブロム2000
〜Special Thanks〜
僕の構築を信じて使ってくれた十六茶、よしこぽけ、でっぱ、付き合いが長すぎるメンツたちが最終日行く前に2ロム2000達成したのは本当に嬉しかったし感動した。8ロム2000は流石に笑ったな。通話しながら立ち回りをみんなで高め合ったのはめちゃくちゃいい経験になった。
この記事を読んでるか分からないけど、昼間いきなりLINEしてドラパルトがドヒドイデに勝てるかを試させてくれた人。マジでありがとう。また一緒にゲームでもやろう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
何か質問等あればTwitter(@MGrizaX)へ。
《ポケモンS&S考察》両刀コオリッポ 2019 11/20
技構成
フリドラ はらだいこ
持ち物:とけないこおり
努力値:68-60-4-124-0-252
実数値:159-108-131-101-96-112(アイス)
:159-108-忘れた-101-忘れた-200(ナイス)
調整
H-余り 16n-1
A-余り A+6ダイアイスでHBナットレイ、ダイマックスギャラ確1
PF下しねんのずつきorダイサイコでドヒド確1
C- 溶けない氷込みで171-120ギャラドスがフリドラで超高乱数1発(98%〜)
S-最速 実数値200 (意地舞ギャラなら素で抜ける)
使い方
アイスフェイス:物理技限定の化けの皮、ほっぺすりすりの麻痺的な追加効果は受ける。
物理ポケモンにくり出してこれを盾にはらだいこを積んでSを上げて殴っていく。
ギャラナット、ドヒドナット、バンギミミッキュなどに勝てる。
物理技を受けてナイスフェイスになり、はらだいこを積みS130のA+6の状態でダイサイコで突破、PFで先制技を受けなくしダイアイスで殴りながらあられを降らしアイスフェイスを復活させるのが理想ムーブ。勝ちパターン
辛いポケモン
・ドラパルト 早い 強い 炎技持ちは特に無理
・かたやぶりドリュウズ 無理
・スカーフサザン 気合い玉無理
・ロトム 対面は無理
・ギルガルド アローラ!
・スカーフ特殊 ペンギンには無理ッポ!w
S9使用構築 最高2027 役割集中リザグロス
まず、はじめにシーズン9お疲れ様でした。
今回は久々に潜って久々に2000に乗れたので記録用に記事にして残します。
今期は終盤に集中して潜ると決めていたのと対面的な構築が使いたいと思っていたので、なるべく対戦回数をこなすため、使い慣れたグロスレヒレ+浮いてるスカーフ電気の基本選出+リザミミガッサの対面的な選出ができる構築にしました。
以下個別紹介
努力値:0-252-4-×-0-252
実数値:153-200-131-×-105-152
個人的にリザX最強の型。
前からずっと使ってみたくて使ってみたが控えめに言って最強だった。
つるぎのまいを積んで崩しの役割を担うのか、ニトロチャージから全抜きを狙っていくのかを選べるオシャレなポケモン。
受けループに強くするために性格は意地っ張り。
後述するガッサが誘う草や鋼に強いのが素晴らしい。
努力値:4-×-0-252-0-252
実数値:155-×-90-197-100-168
10まんボルト めざめるパワー
電気と地面の一貫切り+マンダへの選出抑制、スカーフ以外のゲッコウガに強い枠として採用。便利。
グロスのお供。
後述するグロスと合わせて今期の象徴とも言えるグロスヒトムレヒレ系には安定した勝率を誇った。
積みを匂わせるポケモンのボルチェンって強いですね。
スカーフめざパは弱すぎるので注意。
基本ボルチェンしか打ちません。
ミミッキュ@ゴーストZ 意地っ張り
努力値:0-252-4-×-0-252
実数体:131-156-100-×-125-148
シャドークロー じゃれつく
かげうち つるぎのまい
無難of無難のZ枠。
マンダ、ギャラ、ガルーラに打てるかつ火力のあるフェアリーZとかなり迷ったが、フェアリー技を打ちたい相手はグロスやレボルトで勝てる場合が多かったので、若干めんどくさいギルガルドに通るゴーストZにした。
リザードンやガッサで荒らした後のこいつはなかなか止められないだろうと思ったが、その目論見は的中した。役割集中の喜びを知った瞬間である。
後述するグロスのステロと積み技の相性が良いのもgood。
相手のミミッキュ、ゲンガー、バシャーモ辺りが辛い構築なのでそれらのストッパーにもなれるが前のめりな構築なので基本的に展開されると負ける。
化けの皮弱体化ソースどこ。
努力値:0-252-4-×-0-252
実数体:135-200-101-×-80-122
タネマシンガン マッハパンチ
きのこのほうし つるぎのまい
初めて使ってみたポケモン。
対面構築といえばミミガッサのイメージがあったので入れてみた。
ガッサは選出しないのが一番強い使い方かなぁと勝手に思っていたが、かなり選出した。
後述するグロスから展開する場合が多いので、グロスと出すときは後発、リザと出すときは初手、このように使い分けていた。
ナットレイ対面剣舞からのほうしでゲームエンド。
採用してないですが、岩石封じが強すぎますね。(伝われ)
カプ・レヒレ@カプZ 臆病
努力値:236-×-20-0-0-252
実数値:175-×-138-115-150-150
しおみず ムーンフォース
ちょうはつ しぜんのいかり
いつもの最速カプZレヒレ。
相手のレヒレ受け+削りが一番の役割。次にポリ2の削り。
ギャラドスやミミッキュに上から挑発が打てたり、ガッサに上からムンフォを打てるのが偉いです。
バシャーモやリザXに対しての性能は格段に落ちるため扱いには少し注意が必要。
今回の構築はミストフィールドがリザXの火力を下げることになるのでどうしてもリザとセットで選出したい場合はターン管理を慎重に。
努力値:156-100-0-×-0-252
実数値:175-178-170-×-130-178
アイアンヘッド れいとうパンチ
リザが不利を取る相手に強く出られる場合が多いメガ枠。
カバリザテテフやヒトムレヒレグロスに対して有利の取れるステロを採用した。
カバリザテテフにはテテフグロス対面、ヒトムレヒレグロスに対してはグロスグロス対面にステロを撒く。
前述したボルトロスと共に相手のグロスを上からボルトチェンジでダメージを与えながらタイプ受けで流して崩して行く(ボルチェン→グロス出し、れいとうパンチを受ける→ボルトバック→じしんを透かす)。ボルトロスに対してはヒトムが後出しできるのだが、そこにステロが刺さる。ボルトロスはグロスに対してボルチェンを打つ。有利サイクルが回せるかつステロを踏むのでボルトが受からなくなり、電気技が一貫する。このようにしてグロス軸の対策を行った。
〜基本選出〜
スタンダードな選出。この選出ができればだいたい勝てる。
グロスヒトムレヒレにはレヒレから入ってグロスと対面したらグロス引きからのステロ、ロトムと対面したらボルトバックからのボルチェンで有利な試合展開に運びます。
ゲンガー入りにどうしてもこの選出をする場合はボルトで特攻します。
初手ボルトテテフ対面シャドボやめてください(>_<)
2.ガッサリザミミッキュ
サイクルはこれでぶち壊します。
ガッサでリザの起点を作るか初手から草バックよみでリザに釣り出しかのどちらかを選択します。
ゲンガー入りにこの選出をする場合は基本的にミミッキュから入ります。
〜最後に〜
※最高レートの画像がなくてすみません。
勝ちきることができず2000キープがやっとという個人的に納得のいく結果ではありませんでした。
しかし、今までサイクル構築を使ってきていきなり対面的な構築を使って2000に乗れたことは嬉しいですし、自信もつきました。
これからもいろんな構築にチャレンジして結果を残していきたいです。
急いで書いたので拙い文章だったとは思いますが最後まで読んでいただきありがとうございました。
何か質問があればTwitter(@MGrizaX)まで。
≪SM最終シーズン使用構築 最高/最終2100≫グロスサンダーレヒレ〜17連勝構築〜
まず、はじめにシーズン6お疲れ様でした。
今期は自身初となるレート2100を達成することができたので記事に書いておきます。
以下パーティと構築経緯、個別紹介。
〜構築経緯〜
左上のリザードンは確定。もう一つのメガ枠としてランドロス、ガブリアス、ボーマンダ辺りのリザードンが対面から苦手とするポケモンに対して強く出られたり、カプ・テテフに強い枠としてメタグロスを採用。
リザードン、メタグロスを採用するにあたってヒードラン、ギルガルド、カバルドンが辛いのでそれらに強めに出られるHDグライオンを採用。
ここまでで重たいボーマンダ、ゲッコウガあたりに強く出られるスカーフサンダーを採用。
胞子の一貫切り+相手の水タイプが重かったことから水タイプに後出しから勝てる最速カプZカプ・レヒレを採用。
そして最後にvs害悪対策、少し重めなメガバシャーモ、バンギラス、ゲンガーへ勝てるようにするためにミミッキュを採用して完成した。
〜個別紹介〜
努力値:172-84-0-×-0-252
実数値:175-161-131-×-105-167
フレアドライブ ドラゴンクロー
りゅうのまい はねやすめ
いつもの相棒枠。
鬼火羽休めの型を使っていたのだが、環境への刺さりが良くないと感じたため竜舞に戻した。
「序盤は舞わないで目の前の敵に通る技を打ち続ける」ことを最優先とした。
スカーフガブリアスやウツロイドなどvsリザに特化したストッパーが少なく感じたため環境への刺さりは悪くなかったと思う。
周りでカバルドンやカプ・レヒレへの削りを入れてあげれば充分活躍するポケモンだった。
「決して欲張らない」ことがこのポケモンの一番強い使い方だと思っています。
グライオン@どくどくだま 慎重
努力値:212-4-36-×-252-4
実数値:177-116-150-×-139-116
じしん がんせきふうじ
ハサミギロチン はねやすめ
保管枠。
グロスが不利を取るカプ・コケコ、ギルガルド、カバルドンなどに対して対面、後出しから有利に戦えるような技構成にした。
このパーティに置いて守るを切った弊害は少なく、むしろ岩石封じのおかげで勝てた試合が多すぎました。
オタクサイクルには容赦なく出していきます。
隙を見せやすいポケモンなため、場に残して良い状況を作る、裏にケアできるポケモンを必ず置くなど、意識しなければならないことが多いポケモンでした。
ミミッキュ@フェアリーZ 意地っ張り
努力値:228-156-124-×-0-0
実数値:159-143-116-×-125-116
じゃれつく かげうち
のろい つるぎのまい
Z枠。
困ったらこいつ。
マンダ、バシャ、ボルトロス、ギャラドスが重めな構築だったのでスッと入ってきた。
剣の舞+フェアリーZで自ら崩しにいける性能、相手の積みポケモンに対してのストッパー性能、呪いによるvs害悪性能とありとあらゆる欲しい要素がぎゅっと詰まったポケモン。
パーティから抜く理由が見つからないポケモンでした。
サンダー@こだわりスカーフ 控えめ
努力値0-×-0-252-4-252
実数値165-×-105-194-111-152
10まんボルト めざめるパワー
ねっぷう ボルトチェンジ
相棒枠その2。
重めなゲッコウガを誘って倒せる点、マンダへの選出抑制、地面の一貫切り、ボルトチェンジによる高い対面操作能力を評価して採用しました。
霊獣ボルトロス、リザXなどに隙を見せやすいので安易に技を打たないように。
「打っても大丈夫な技を打つこと」を心がけました。
努力値:92-140-20-×-4-252
実数値:167-183-173-×-131-178
アイアンヘッド れいとうパンチ
かみなりパンチ バレットパンチ
もう一つのメガ枠。
リザードンが苦手とするステロ撒きのポケモンに対し有利を取れる場合が多かったので採用。
技構成はタイプ一致で安定技のアイへは確定、ガブ、マンダ、ランドなどへ打てるれいとうパンチ、レヒレやギャラ、カグヤなどへ打てるかみなりパンチ、削り損ねた相手を処理したり、不意打ち択に勝てるバレットパンチで確定した。
後述するレヒレと組み合わせてガルミミガッサなどの並びに強めに出られる点が非常に良かった。
このポケモンを使う上で大切なのは「何のために選出したのかを忘れないこと」だと思った。
HP管理がシビアなポケモンな為、怯み狙いなどの突っ張りは厳禁。
他のポケモンより運勝ちを狙いやすいが、狙っていくポケモンでは無いと考えています。
カプ・レヒレ@カプZ 臆病
努力値236-×-20-0-0-252
実数値175-×-139-115-150-150
しおみず ムーンフォース
ちょうはつ しぜんのいかり
地雷枠。自慢のHSカプ・レヒレ。
一番の役割は相手の水受け、高耐久の潰し。
対面性能の鬼。
有利対面にカプZを打つと後出ししてきたS150より遅いポケモンは死にます。
ミミッキュ、ギャラドス、カイリューに上から挑発を打てる点、サンダーのボルトチェンジからキノコの胞子を透かしてそのままキノガッサを倒せる点などHBやHCにはできないことができる面白いポケモン。
まず読まれないので不意の大ダメージに相手の計算を狂わせることができました。
ただ、リザXやバシャーモに対しての性能はHBやHCに比べて格段に落ちるため過信は禁物。
〜基本選出〜
・グロスサンダーレヒレ
基本的にはこれ。1900付近からはほとんどこの選出だった。
・グロスグライレヒレ
相手にカプ・コケコやギルガルドが居る場合はこの選出をしていた。
・リザグライミミッキュ
リザードンの通りがいい時にする選出。
基本的にはグロスサンダーレヒレの選出をしていました。
グライオンを貸してくれたキーマ君(@keema_poke)
メタグロスを貸してくれたカーズー君(@Kazuyokocom )
レートに潜る僕を励ましながら応援してくれた通話窓のみんな
本当にありがとう。一人じゃ絶対ここまでこれなかった。
ありがとう。
〜最後に〜
改めてサンムーンお疲れ様でした。
思い返せば早かったです。
twitterはサンムーンから始めたのですが、まさかこんなに多くの方と関わりを持てるとは思っていませんでした。
次回作もやる予定です。
これからもよろしくお願いします。
〜おまけ〜
1896から2100までノンストップでしたw
ここまで読んでいただきありがとうございました。
何か質問があればtwitter(@MGrizaX)へ。
≪S4使用構築 最高レート2058≫ミロティックカバリザ
まず、はじめに シーズン4お疲れ様でした。
今シーズンはメガクチート並びにメガバンギラス、メガバシャーモ等のメガシンカポケモンが追加され、環境の変化を大いに感じられたシーズンだったのではと思います。
そして、タイトルにもある通り無事レート2000を達成することができました。
では今期の終盤で使用した構築を紹介します。
努力値:172-84-0-×-0-252
実数値:175-161-131-×-105-167
フレアドライブ ドラゴンクロー
おにび はねやすめ
絶対的相棒。僕といえばこいつ。
今回の構築では初手から投げて裏のサポートをする役割を担当する。
リザードンを止めに来るポケモンは総じて物理アタッカーであることが多い。そこに突き刺さる鬼火を採用し、リザードンを止めにきた駒を機能停止にすることを狙った。
最大打点のフレアドライブは確定技としコンセプトである鬼火、羽休めを採用。残りはタイプ一致で小回りの効くドラゴンクローを採用した。
かっこいい。
努力値:188-4-252-×-60-4
実数値:207-133-187-×-100-68
じしん こおりのキバ
あくび なまける
切り返し兼物理受け要因。
あくびの枠はステルスロックか起点回避のふきとばし、がんせきふうじにした方が良い。
やけど状態の物理ポケモンでこいつを突破することは不可能に近い。
今期のカバルドンはHDの起点作りが多かったため水ポケモンを初手に呼ぶことが多かった。
そのため、基本的に選出はせず選出誘導として活躍した。
バンギラス@イワZ ようき
努力値:0-252-4-×-0-252
実数値:175-186-131-×-120-124
ストーンエッジ ほのおのパンチ
れいとうパンチ りゅうのまい
今回の構築を組むきっかけとなったポケモン。
鬼火サポートによる物理耐久の底上げ+自身の特性すなあらしによる特殊面の底上げにより驚異的な耐久力を発揮する。
弱点の多さが気にならないほどの圧倒的なまでの数値からの積みは非常に強かった。
また、ほのおのパンチを採用することでホイホイ出てくるナットレイをカモにすることができた。
†積みからのZは強い†
ミロカロス@かえんだま ずぶとい
努力値:244-×-252-12-0-0
実数値:201-×-144-122-145-101
ねっとう れいとうビーム
今回の構築のMVP。
美しいその容姿、美しいタイプ。最高。
カバマンダに強い。これだけで環境に刺さっていたと思う。
このポケモンはミラーコートを警戒されるため特殊ポケモンで突破しようとする人は少なかった。そのため、積み技を使って突破しようという行動を取られることが多く、そこに突き刺さるくろいきりを採用した。
鬼火を入れた後にこのポケモンを出すと積ませ性能が非常に高く、このポケモンに対する可能性を大いに感じた。
役割対象がカバマンダのため、特性はかちきではなくふしぎなうろこ。
努力値204-×-0-148-28-124
実数値181-×-143-177-144-116
じしん こうごうせい
補完枠。ミロカロスと非常に相性が良い。
リザードンとも攻守ともに補完がとれている。
構築で重く、今シーズン急増したバシャレボルトレヒレに対しミロカロスと組み合わせることで非常に強かった。
じしんの枠をどくどくやめざ炎、やどりぎにしても良いかもしれない。
カバやバンギと選出することがあり、光合成が腐りやすくなるのがこの構築の問題点か。
テッカグヤ@イアのみ のんき
努力値:252-4-252-0-0-×
実数値:204-122-170-127-121-72
ヘビーボンバー かえんほうしゃ
めざめるパワー やどりぎのタネ
補完枠兼選出誘導枠。
この2匹がホイホイ呼ぶボーマンダやカプテテフに対し強い枠、地面の一貫切りとして採用。
両受けを成立させるため持ち物は半分回復きのみで確定。
技はタイプ一致の安定した高火力を出せるベビボンは確定でマンダやガブへ対して打つめざ氷、ナットレイやカグヤミラーに少しでも強くするために火炎放射、残りはサイクルを回すやどりぎで完成した。
基本選出
1リザバンギミロ
基本的にはこれ。鬼火を撒いてバンギの起点を作りサイクルを崩壊させ、リザ+ミロで詰めていく。
2バナミロカグヤ
リザバンギが倒せない時の選出。
火力がないため受け回しや定数ダメージで削っていく立ち回りを行う。
重たいポケモン
・特殊ルカリオ。きあいだまラスターカノンを打たれるだけで負ける。
・呪いミミッキュ。上をとっているポケモンがリザードンしかいない。対処はできるが半壊させられる。
・草Zきあいだまバシャーモ。特殊バシャとミロカロスが対面した場合は必ず警戒する。
最後に
今期も無事レート2000を達成することができました。
前期はレート2000に乗せることができず、この高みへ帰ってこれて良かったです。
実はこの構築に変えて1900帯から2000まで1回しか負けませんでした。
もっと上を目指せる手応えはあるので立ち回りや技構成を見直し、煮詰めていきたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
≪単体考察≫マゴの実ドリュウズ
今回はミミッキュ、ギルガルドに強い枠。フェアリーの一貫を切る枠。電気の一貫を切れる枠。を考えていたときに思いついたマゴの実ドリュウズを紹介します。
1.努力値調整
2.主な役割対象
3.ダメージ計算
1.努力値調整
ドリュウズ 特性:かたやぶり@マゴの実 しんちょう
努力値:84-52-28-×-212-132
実数値:196-163-93-×-123-125
アイアンヘッド じしん
がんせきふうじ つのドリル
H-4n(カプZできのみ確定発動)
S-最速テッカグヤ抜き(これをAに回しても良いかもしれない)
2.主な役割対象
このように環境にそこそこ多いポケモンに対して確実に役割を遂行できます。
霊獣ボルトでさえ格闘Zを吐かせれば対面から勝てます。
また、型破りが表示されることにより、こだわりスカーフを警戒され、つるぎのまいをしてきたミミッキュ(襷以外)を引かせることもできます。
このように現環境トップにいる「ミミッキュに強い枠」として活躍できるポケモンではないかと思います。
†有利対面つのドリルの法s†
3.ダメージ計算
特殊方面
C特化ウルガモスのほのおのまい77.5%〜確定2発
C222(メガゲンガーやギルガルド) のシャドーボール41.8%〜確定3発(マゴの実込みで3耐え)
C200+1段階upサイコキネシス31.6%〜確定3発
カプ・コケコのめざ炎28%〜超低乱数3発
無補正C252霊獣ボルトロスのきあいだま74.4%〜確定2発
無補正c C252メガルカリオのしんくうは48%〜高乱数2発
C特化ポリゴンの2C1upれいとうビーム36%〜確定3発
同上めざめるパワー炎35%〜確定3発
このように大体の特殊攻撃に対して行動保証を持つことができます。
物理面
特化ミミッキュのゴーストZシャドークローでマゴ確定発動
同上シャドークロー確定3発
攻撃面
無振りカプ・テテフに93%〜超高乱数1発
H振りカ・テテフに73%〜確定2発
無振りミミッキュ確定1発
じしん
H振りメガゲンガー確定1発
H207ベトベトン93%〜確定2発
HBドヒドイデ53%〜確定2発
H振り水ロトム93%〜確定2発
無振りカプ・コケコ確定1発
つのドリル
HBポリゴン2確定1発
HBクレセリア確定1発
HBエアームド確定1発
HBカバルドン確定1発
vs受けループ確定3ターン
このように特殊方面にはかなり厚くなっていますが、攻撃面での火力不足が目立つ型となっています。(アイへでH振りテテフが落とせない涙)
しかし特殊に対してのクッション性能、電気の一貫を切る。フェアリーの一貫を切る。という面においてパーティの保管枠として非常に優れているポケモンだと思います。
オススメの使い方はカバドリ、バンドリ偽装です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
≪からきおす杯使用構築≫偽装バンドリ 〜トリプル2の鬼火展開〜
まず、はじめにからきおす杯お疲れ様でした。
参加人数が多い大規模な大会でした。今回はその大会で使った構築を紹介します。
努力値:252-84-4-×-12-156
実数値:185-161-132-×-107-154
フレアドライブ ドラゴンクロー
おにび はねやすめ
心の底から愛する相棒。
今回の構築では初手から投げて裏のサポートをする役割を担当する。
リザードンを止めに来るポケモンは総じて物理アタッカーであることが多い。そこに突き刺さる鬼火を採用し、リザードンを止めにきた駒を機能停止にすることを狙った。
最大打点のフレアドライブは確定技としコンセプトである鬼火、羽休めを採用。残りはタイプ一致で小回りの効くドラゴンクローを採用した。
かっこいい。
ギャラドス@ヒコウZ ようき
努力値:36-212-0-×-0-252
実数値:175-172-99-×-120-146
たきのぼり とびはねる
こおりのキバ りゅうのまい
ガブリアスが重い。重すぎる。
地面の一貫がとてつもないこのPTで唯一浮いている魚。
鬼火の入ったポケモンに対し威嚇で攻撃力を下げ物理面の底上げをし、そこそこある特殊耐久から舞って全抜きを狙った。
安定した強さを見せてくれた。
たきのぼりの威力を100、氷のキバの威力を90にしてくださいお願いしますなんでもしm
†積んでからのZは強い†
バンギラス@イワZ ようき
努力値:0-252-4-×-0-252
実数値:175-186-131-×-120-124
ストーンエッジ じしん
れいとうパンチ りゅうのまい
今回の構築を組むきっかけとなったポケモン。
鬼火サポートによる物理面の底上げ+自身の特性すなあらしによる特殊面の底上げにより驚異的な耐久力を発揮する。
弱点の多さが気にならないほどの圧倒的なまでの数値からの積みは非常に強かった。
唯一の弱点はりゅうのまい一回で最速130族を抜けない(ボーマンダも抜けない)ことくらいか。
控えめに言って最強。
†積んでからのZは強い†
ドリュウズ@マゴの実 しんちょう
努力値:84-52-28-0-212-132
実数値:196-163-93-×-123-125
アイアンヘッド じしん
がんせきふうじ つのドリル
ウルガモスが重かった。
ならばバンギラスと一緒に組み合わせてバンドリ偽装にしよう。そうすればウルガモスも出てこない。その考えで構築に入ってきたポケモン。
非常に強かった。リザードンがギルガルドにキングシールドをされたとき、ゲンガーがミミッキュと対面したときに安定して下げれる駒だった。
主な調整は
C222シャドーボール2耐え(マゴで3耐え)。
ミミッキュのゴーストZシャドークローでマゴ確定発動。
最速テッカグヤ抜き。
ゲンガー@ゲンガナイト おくびょう
努力値:188-×-0-68-0-252
実数値:159-×-100-199-115-200
めざめるパワー おにび
好きなメガシンカポケモンの一匹。
リザードンが出せないときに初手に投げていく鬼火要員。(ガルーラ入りなど)
鬼火を採用しているのにゴースト技がたたりめでない理由はゲンガーミラー、メガメタグロス、カミツルギに強くするため。
安定した強さを発揮してくれた。
めざめるパワーは氷。
カプ・レヒレ@バンジの実 ずぶとい
努力値:244-×-132-0-0-140
実数値:176-×-167-115-150-123
めいそう くろいきり
安心と信頼のレヒレ。かわいい。
バンドリュリザゲンガーなんてバシャーモ一匹で崩されるのでレヒレを採用。
バシャーモ入りにはほぼ確実に投げていく。
ガブリアスへのクッション、鬼火を撒いた後には自身も積んでいける性能、黒い霧によるvsバトンパへの回答等々…とにかく器用なポケモンだった。
雷パンチはやめろおああああああ!!!
基本選出 (メガ2 Z2 きのみ2 トリプル2!!)
メガ枠 + Z枠 + きのみ枠
or or or
基本的にリザorゲンガーから入って鬼火を撒いて裏の積みアタッカーで全抜きを狙います。
メガ+Z+きのみの選出をするので選出がブレにくく戦いやすかったです。
結果は個人1勝 チーム2勝3敗と初戦敗退という結果になってしまいましたが皆さんと仲良くなるきっかけができた素晴らしい大会でした。
改めてからきおす杯お疲れ様でした。